RaspberryPiとArch LinuxでNASを作る

夏休みの自由研究と言った感じのテーマです。
ちょっとNASを導入して、Mac/PC/iPad/iPhone でファイル共有したいな...
と思いまして、raspberry piで構築してみました。
USB HDDをつないでそれをファイル共有します。

このブログ以外にも同様の手順はありますが、今回の特徴は
・OSがArch Linux (Raspbianより軽い)
・USB HDDをext4で使う
   (というか、わざわざNTFS使っている意味がわからない...)
です。

手の込んだ事にした理由はなんといっても、
ウチのraspberry pi全然使ってなかったことと、
後々色々カスタマイズできたらいいなぁということです。
同じ境遇でない方は、
バッファロー等から出ているNASをスマートに買ってください。

OSはArch linuxにしました。
これはRaspberry pi標準であるRaspbianが動作が重く、
そしてネットワーク周りが怪しいためです。
残念ながらPidoraも重いです。一応Fedora派なんで、本当は慣れたPidoraを使いたいのですが。

からArch Linux のイメージをダウンロードしてSDカードに焼きます。
SDカードは2GB class4でも十分ですので、
僕は家に余っている物を使いました。
Mac OSXのddコマンドについてはこちらを参考にしてください。

まずは固定IPアドレスを設定します。
これが終われば、raspberry piにディスプレイをつなぐ事なく作業ができます。

とりあえずアップデート。
pacman -Syu
とりあえずsambaインストール。
pacman -S samba

USB HDDをつなぎ、
fdisk /dev/sda
で d して n 。
(fdiskについて詳しくはぐぐってください)
ext4にフォーマットします。
mkfs.ext4 /dev/sda1

mkdir /usbhdd
して、つないだUSB HDDをそこにマウントします。
/etc/fstabの最後尾に
/dev/sda1 /usbhdd ext4 default 0 0
と追記してから
mount -a

/etc/samba/smb.conf
の最後尾に以下を追記します。


あとは
systemctl start smbd nmbd
とやるだけです。

Windowsからはexplorerから
¥¥<ipアドレス>
Mac OSXからはFinderメニューのGoから、connect to serverで、
cifs://<ipアドレス>
とします。
iPad, iPhoneからは以下アプリを使用します。

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