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Showing posts from February, 2018

dnf、yumでキャッシュ同期エラーが出た時の対処方法

Fedoraで、初めてdnf(Fedora22以降でyumの代わりに使われている)とかyumを初めて実行するとき、以下エラーに遭遇するかもしれません。 その対処方法です。 Failed to synchronize cache for repo 'update' または Failed to synchronize cache for repo 'fedora' とかのエラーです。 /etc/yum.repo.d/にある、以下.repoファイルの中身の"https"部分を全て"http"に置き換えれば直ります。 /etc/yum.repo.d/fedora.repo /etc/yum.repo.d/fedora-update.repo CentOSではこの問題は起きないようです。 CentOSの/etc/yum.repo.d/以下を確認しましたが、httpsは使われていませんでした。 TL; TR in English if you have error problem with Fedora's dnf or yum like, Failed to synchronize cache for repo 'update' or Failed to synchronize cache for repo 'fedora' To solve this; replace all "https" to "http" in files below /etc/yum.repo.d/fedora.repo /etc/yum.repo.d/fedora-update.repo CentOS does not have this issue.

KVMでダイレクトブリッジ接続、他苦労した点

最近KVM初めて使い始めまして、 インターネットによくある、 1. ホストマシン側にbr0というブリッジネットワークを作成する 2. KVMで仮想マシンを作成する際、このbr0をブリッジとして指定する という方法を使っていました。 参照 (CentOS/RHEL):  http://www.checksite.jp/kvm-br-conf/ 参照(Ubuntu):  https://qiita.com/toshiro3/items/9bfece0501d6963a3275 しかしこれがうまくいかず... ホストと、ゲストどちらの同じネットワーク設定はできて、 (例えばホストが192.168.100.10、ゲストが192.168.100.11とか) ホストから192.168.100.11にアクセスすることはできても、 ホスト以外のマシンから192.168.100.11にアクセスできないw(pingすら通らない) これでは全然ダメなので、 タイトル通りダイレクトブリッジという方法を使い、問題なくホスト以外のマシンからアクセスできるようになりました。 ホスト側の物理ポートがeth0ならvirt-install時に以下オプション --network type=direct,source=eth0,source_mode=bridge とします。 僕みたいにすでにbr0を作ってしまった場合は --network type=direct,source=br0,source_mode=bridge とします。これだけ。 解決してしまえばなんともスッキリなのですが、 まともにKVMが使えるようになるまで色々大変でした。 一つ大変だったのがテキストのみ(CUI)でのインストールです。 インターネットで検索しても、結局インストール後半でVNCを使ってGUIで仮想マシンへのOSインストールを進めていくガイドが多いです。 そうじゃない!全部teratermの中でやりたい!(というかそれしかできない) virt-install時に以下オプションにします。 --extra-args='console=ttyS0,115200n8 serial' こうすると、ゲストとしてCentOSを入れる場合はテキスト版の

古いfedoraでyum update/installができない時の対処法

タイトル通りなんですが、 いやそもそもそんな古いfedora使うなって話なのですが、 (実際上記問題を検索するとそういう意見が見られます) サポートが切れているfedoraでyum updateやyum installをしようとするとできないことがあります。 その対処法をまとめました。 まずレポジトリファイルをhttpに直してみます。 /etc/yum.repo.d/ にある fedora.repo fedora-update.repo fedora-update-tenting.repo を編集し、 「https」となっている部分を全て「http」に直します(sを消します)。 yum repolistとしてみましょう。直りましたでしょうか? もしこれでも途中で http://<url><長い英数文字列>-primary.sqlite.bz2 のダウンロードで「ミラーがありません」などと言われた場合、 さらに以下を実行します。 端的に言うと、yumのキャッシュファイルの場所に、ダウンロードが失敗しているファイルを直接置いてあげるだけです。 ダウンロードでエラーとなっているurlをコピペして別のブラウザなどから直接ダウンロードします。 それを以下yumのキャッシュディレクトリに置きます。 ここで(A)=i386 または x86_64、(B)=fedoraのバージョン番号 /var/cache/yum/(A)/(B)/fedora/ (例えば、fedora16の64bit版なら /var/cache/yum/x86_64/16/fedora/ ) 再度yum repolistとしてみましょう。 まだ「ミラーがないよ」エラーになりますね。 fedoraの方には件数が出ますが、fedora-updateはまだ0件です。 同様にダウンロードでエラーとなっているurlをコピペして別のブラウザなどから直接ダウンロードします。 今度はそれを以下yumのキャッシュディレクトリに置きます。 /var/cache/yum/(A)/(B)/update/ これでyum repolistとすると問題なくできると思います。 もっと綺麗な対処方法はあるかもですが、 とりあえずこれで回避できま

VirtualboxとKVMの「ブリッジネットワーク」は設定の手間が違う

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完全仮想化ソフトウェアというと、 WindowsではVirtualbox、 LinuxではKVMがあります。 今までVirtualboxはよく使っているのですが、KVMを使ってみたら辛かったので書いてます。 Virtualboxでブリッジネットワークを組んでみます。 手順としてはVirtualboxのネットワーク設定をブリッジにするだけなのですが、 ホスト側(Windows)が、LANケーブルが繋がっている物理LANポートで192.168.0.10を使っているとします。 ゲスト側のOSが同じLANポートを使って、Windowsと同じセグメントの別のIPアドレス、例えば192.168.0.20を使うことができます。 参照:  http://ubeyicblogac.blog75.fc2.com/blog-entry-123.html ではKVMでブリッジネットワークを組んでみます。 KVMはLinuxで組んだブリッジネットワークを使います。 まず、ホスト側(linux)でbr0というブリッジネットワークを作成します。 LANケーブルが繋がっている物理LANポートeth0があるとして、 簡単に言うと、eth0のIPアドレス設定を消してbr0のブリッジにし、 br0の方にeth0で使っていたIPアドレスを設定します。 で、KVMで新たなゲストOSを設定するとき、ネットワークにbr0を指定します。 これで、ゲスト側でホストと同じネットワークが使えます。 参照: http://www.checksite.jp/kvm-br-conf/ Virtualboxでも中で同じことをしているのかもしれませんが、 今までやったことがなかったのでイメージしにくい... と言うことで、これを踏まえてKVMマシン作ってみます

Mighty Mouse Wirelessを現役使用

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Macbook Proを新しくしてから、マウスはappleのMighty Mouse (Bluetoothワイヤレス) を使っています。 実はコレ無線版だけでなくUSB有線版も持っていて、 Macbook Airの時はそのワイヤード版を使っていました。 新しいMacbook ProにはUSB type Aポートがありませんので、無線版を引っ張り出してきたのですが、 ・以前入れていたエボルタの液漏れのせいで通電しなくなっている ・スクロールボール(トラックボール)の反応が良くない ・電源スイッチが固すぎる という状況になっていました。12年前の製品ですからね... しかしこのMighty Mouse、昔奥さん(当時は結婚前)にプレゼントして頂いたものですので、 なんとか直しました。 電池液漏れについては、まず丁寧に拭き取って電池の金属部分も掃除したところ、 通電できました。 また、電源スイッチにより可動する部分にも液漏れ成分が詰まっていたので、 なんとか掃除しました。 スクロールボールについては、分解掃除を行いました。 https://jp.ifixit.com/Guide/Apple+Mighty+Mouse+Scrollball+Disassembly/2926 難易度「難しい」になっていますが、これは手順3 (STEP 3)で接着部分をバキッと外すためと思います。 ひと思いにやりました。 Mighty Mouse ワイヤレスの電源スイッチは、 マウスの光学部のフタをスライドして開け閉めするものです。 これがとても硬かった... 地味な方法ですが、プラスチック同士がこすれる部分を掃除し、薄くワセリンを塗りました。 こういった努力により、マイティマウス無事復活です。 これからもよろしくね

湯河原温泉一泊二日の旅

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題名通りですが、湯河原の温泉旅館に一泊してきました。 やはり旅館(畳の部屋)はいいですね。 タイムスケジュール的にはこんな感じでした。 13:00小田原で途中下車して小田原城見学 15:00チェックイン 16:00お風呂 17:00貸切露天風呂 18:30夕食 20:00お風呂 7:00お風呂 8:00朝食 9:00お風呂 10:00チェックアウト。帰路。 今回は日頃の疲れを癒すのが目的でしたので、 「部屋のテレビはつけない」というルールにしました。 暇な時間は本でも読みましょう、という感じです。 まあでも上記スケジュール見ると、お風呂が忙しいですねw 部屋はこういうスペースもあり、結構広くてよかったです。 ご飯は部屋出し!です。ゆっくり食べられるのがいいですね〜 料金は夫婦+小学生で44000円でした。まあまあですかね。

MacbookやiMacのSSD/HDDを完全消去する(High Sierra対応版)

---update--- 2020年版の記事をかきましたので、こちらもご覧ください https://nahareport.blogspot.com/2020/07/macbookimacssdhdd2020.html ----------- 古いMacをメルカリやヤフオクで売ったり、ソフマップに売ったり、人に譲渡したりする前にやっておきたいのがディスクのゼロ書き込みによる完全消去。 最近macOSのファイルシステムがAPFSになった関係で、昔と少し方法が変わっているので、方法を書きます。 (コマンドラインでゼロ書込みをやる方法と言っても良いかも) 0. SSDやHDDを完全消去する前に まだログインできる状態で以下はやっておきましょう。 ・iCloudログアウト  システム環境設定>iCloud>「Macを探す」のチェックを外し、左下の「サインアウト」 ・iTunesのアカウント解除  iTunesのメニュー「アカウント」>「サインアウト」 ・Office365のサインアウト(もし必要なら)  各オフィスを起動した時のメニュー左上アイコン>サインアウト   https://portal.office.com/account/#home  の「インストールステータス」で、今サインアウトしたマシンを削除します。 ・Adobe等のライセンス認証の解除 1. USBメモリ起動macOSインストールディスクの準備   https://support.apple.com/ja-jp/HT201372 2. 1で作成したUSBメモリから起動   https://support.apple.com/ja-jp/HT202796  の「Startup Managerを使う」 3. APFSからHFS+への変換  詳しい方は「ディスクユーティリティ」を起動し、SSD/HDDを選択して「削除」メニューに進まれたかと思いますが、  昔あった完全削除メニュー...複数回のゼロ書き込みメニューがhigh sierraでは無くなっています。  そもそもその完全削除はAPFSでサポートされてませんので、まずファイルシステムをHFS+に変換します。  上部メニュー「アプリケーション」から「

Macbook Pro(late 2016)を購入

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7年使っていたMacbook Airをようやく引退させ、Macbook Proを購入しました。 2016年なので一つ前のskylakeモデルになります。 型落ちにしたのは、予算がないけどSSDは256GBほしいという状況だったためです。 今までAirでは容量が足りなくて散々泣きましたから。 (macboon proのSSDは128GBからスタート) モデルはもちろんTouch Barなし。(escキーモデルとも言う) 僕のmacbookは仕事用ではない(お金を稼がない)用途ですので、最低価格になるのは致し方ありません。 本当は15インチが欲しかったんですけどね... あとキーボード配列はJIS(日本語)にしました。 macbook airではUS配列だったのですが、会社が完全にJISでないといけない環境なので、それに合わせました。安価な入手性も理由の一つです。 ということで、OSアップデートとデータ移行中です

iPhoneを標準のメールアプリに戻した

題名のままなのですが、 今までiPhoneでメール閲覧アプリとして使っていたoutlookをやめて、 標準のメールアプリに戻しました。 outlookは2年以上使っていた気が... そもそもoutlookが気に入ったから使っていた訳ではなくて、 iOS10あたり?で標準のメールアプリでmicrosoft系のアカウントが使えない、 というバグがあり、 それが一向に直りそうにないのでoutlookアプリを使っていました。 もうさすがに直ったでしょ、と思い戻したということです。 とはいえ、MicrosoftのiOSアプリは頻繁に使っています。 ・Microsoft Pix:カメラアプリ。  無音で撮れるので使ってます。ドキュメントスキャナ機能が付いたりと便利です ・OneDrive:写真のバックアップに使っています  バックアップは昔不安定で低速でしたが、最近はかなり快適にできます ・Word/Excel/Powerpoint:お仕事で使います iPhone 10周年を過ぎて、さすがにスマホとかタブレットでPCの代替ができるようになってきました。 でもブログを書くのはやはりPCの方が楽なので、こうやってPCを開いて書いている訳ですが、 どうしても更新頻度は下がりますね...家では1〜2週に1回しかPCを開きませんので。