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Showing posts from March, 2018

簡単にKeras+tensorflow+Jupyter notebook環境を導入する方法

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kerasとtensorflowを組み合わせた環境が人気ですが、インストールが結構面倒です。 ・virtualenv ・pip をインストールしないとで、しかもpython2と3の場合分けがあったり... macOS環境もそれなりに汚れます。 そこで、Dockerを使ったインストール方法を説明します。 なお、macOSをベースに説明しますが、Windows10でもほぼ同じと思います。 0. 前提条件 ・4GB以上のメモリ(Dockerインストールのため) ・Windowsの場合は10 Proが必要 1. Dockerのインストール こちらから Community Editionをインストールします。 https://store.docker.com/editions/community/docker-ce-desktop-mac インストールは普通のソフトウェアと同じです。 インストールが終われば勝手にdockerサービスが起動します。 2. Dockerfileの準備 ベースは以下なのですが、 https://hub.docker.com/r/ermaker/keras-jupyter/ tensorflowが古かったり、Pillowが入ってなかったり、theanoはいらないので改造します。 適当にフォルダを作成(例えば /Users/casey/keras/Docker/build/ とします)し、以下を Dockerfile という名称で保存します。 FROM ubuntu RUN apt-get update \   && apt-get install -y --no-install-recommends \     build-essential \     curl \     git \   && rm -rf /var/lib/apt/lists/* RUN curl -qsSLkO \     https://repo.continuum.io/miniconda/Miniconda-latest-Linux-`uname -p`.sh \   && bash

scipyでtoimageを使いたいときは

scipy 1.0.0 からscipy.misc.toimage がサポートされなくなっています。 インポートしようとすると ImportError: cannot import name to-image などと言われると思います。 https://docs.scipy.org/doc/scipy/reference/generated/scipy.misc.toimage.html 上記サイトにもあるようにPillow の Image.fromarray がその代替。 Pillowがインストールされていない場合は pip install Pillow conda install Pillow などとしてインストール。 呼び方はこんな感じになります from PIL.Image import fromarray 昔のコードの互換性を維持したい場合は 昔のコード from scipy.misc import toimage に対し、新しいコードでは from PIL.Image import fromarray as toimage としましょう。こうすればコードの最初の方だけ修正すればよくなります。

iPhoneSE用にレザーケースを買った...のだけど

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iPhoneSEはケースに入れて使っているのですが、 流石に1年半も付けていたらボロボロ。 そこで色々とアマゾンでレザーケース購入しました。 とはいえ、apple純正ではない1000円くらいのもの。本当は本物が欲しかったのですが。 しかし届いて見たら...(上記写真)こ、これは... 「コラコラコラw」と言わざるをえない作り... lightningポート側の作りはこんな感じで、スピーカー用の細かい穴も開いています。 穴の位置ちょっとずれてますけどね 匂いを嗅ぐとちゃんと皮っぽい香りが... これが良さそうであれば本物を買おうと考えています

iPad用にlogicool iK1051bkを購入

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iPad Air2には以下でご紹介したキーボードカバーを2年以上使っていました。 http://nahareport.blogspot.jp/2016/01/ipad-air2.html 当時は軽さと価格を重視してこれを選んだのですが、 やはり使いにくい... このキーの変態配列と、 タイプのしにくさから、集中して作業するときは別のキーボードを使っている状態でした。 そこで以前の記事の比較対象で「重い」と評していたLogicoolのiK1051bkを購入してしまったのです。 普通の配列だ... 角度はちょっとキツめ(もうちょっと倒れて欲しかった)。 でも本体とキーボードがマグネットでついているので普通のラップトップ(ノートPC)のように使えます 重さについては実測で 旧キーボード251g iK1051bk 395.5g で、スマホ1台弱くらい重くなりましたが、 ・まともにタイプできるようになった ・電車などで膝上で使えるようになった のが大きいです。

[Docker基礎]Docker無かったら死んでた

会社でとあるデモが必要でした。 とある7種のアプリを含んだパッケージのデモなのですが、 実はデモ環境にはそのパッケージがない! (こういう風に前提がそもそもおかしいのですが) この7種を全部デモ環境に構築してたらとても間に合いません。 そこで7種全部をDocker hubからイメージをそのまま持ってきて使うことにしました。 知らなかったのですが、Docker hubにあっても、latest(最新版)がなくてdocker pullコマンドで取得できないものがあるのですね。 そういう場合はDocker hubにだいたいリンクされているgithub.comからDockerfileを持ってきて、 デモ環境上でdocker buildしてDockerイメージを作成しました。 Dockerイメージの導入はこのようにスムーズに終わりましたが、 デモ環境がインターネットに接続されていないこともあり、 細かい環境構築は苦労しました。だいたい...全部で6時間くらいかかったかもです。 ちゃんと期限にも間に合ってよかった。

[Docker基礎]macでもwindowsでも差がなくなる

Macbook Proを購入して早1カ月、前のMacbook Airよりは使っているので、 そういえばどういうアプリインストールしていたかな〜と思ったら、 Microsoft Office しか入れてませんでした。 よく使っているfedoraの翻訳はブラウザでやりますし... 最近書いているKVMとかDockerは別のLinux機でやっているので、 mac側に特に要らなかったり。 最近Dockerのすごさが分かってきたので、 もし次に入れるのだとしたらDocker for Macだと思います。 こだわっているわけではないのですが、 なるべくデフォルトで使いたい...インストールしたくないという気持ちがありますので。 度々言っているように、最近はmacOSでもWindowsでもあまり違いがなくなって来たと感じているのですが、 Docker for Mac/Docker for Windowsを導入した場合はさらに差がなくなるような気がします。 Homebrewとかもいらないのでは... こうなってくるとクライアントOSにインストールするのは、 Linuxで使えないアプリ...MS OfficeとかAdobeとかだけになるのは当たり前なのかもしれません。

[Docker基礎]xrdpを使ってみよう

先に書いてしまうと、docker pullした方がいいです。 前々から何度かxrdp(Linuxにリモートデスクトップのプロトコルで接続できるようになる)の導入を何度かトライしていて、 毎度毎度エラーで接続できないのがオチでした。 今回fedora 27とCentOS 7.4の2つの環境を使って頑張っていたのですが... どうしても(どちらのOSでも)うまく行かない... webで調べると同じような境遇の人がいるのですが、その解決法を全てやっても直りません。 実は別にxrdp環境が必須で無いと困る訳でも無いのですが、 こう何度も失敗しているとなんとか一度は接続してみたくなるものです。 そこで思いついたのはDocker。 Dockerを使えば確実に動く環境がそのまま手に入る訳で、これを利用しない手はありません。 ちょうどDocker勉強中だったのでその一環で導入してみました。 https://hub.docker.com/ で「xrdp」を検索するといくつか見つかります。 今回は一番ダウンロード数が多かったこちらにしました。 https://hub.docker.com/r/rattydave/docker-ubuntu-xrdp-mate-custom/ Dockerfileからbuildもしません。 docker pullでそのままイメージを持ってきてしまいます。 docker pull rattydave/docker-ubuntu-xrdp-mate-custom あっさりできました。